続やっても〜た〜エピソード2
田無デーレース
1999年9月5日
だいたい、レースにおいて、勝ち負けとは、何か?それは、自分自身に勝つことである。
一回の予選、一つの決勝の中で、いろいろなドラマが、そして、いくつもの戦いが繰り広げられる
のである。ひとつひとつのコーナーでさえ、毎回違ったドラマが生まれる。
他車との位置関係と、コーナーの進入角度、そしてアクセルワーク。ひとつひとつが戦いである。
その戦いのために、時にはガタとり談義をし、時にはチキチキ談義を。。それが、
また、楽しみなのである。な〜んてこたぁ〜。。全く考えていないメンバーが、
また、懲りずに、田無RCサーキットデーレース第9戦に集まったのである。
まずは、浦野兄弟。。どこかで見たことのある写真のようだが、いつも
同じアングルになる。アングル浦野?アンクルか?アンプル浦野は前回の耐久での話。。
右が兄で、左が弟、兄さんは、他の目からも、最近腕を上げていることは明らか!
プレッシャーに強いタイプなのか、逆にプレッシャーが本人を変えさせるのか
本人にも、まだその深層に秘められたパワーは明らかにされていない。今回は
ビギナー、ノービス、G−1のトリプルエントリー。
弟さんは
今回もまた、彼自身のライフワークとも言えるルーキクラスにチャレンジ。TCを3台も、持ち込み
必勝体制で、ノービス、G−1のトリプルエントリー。必勝体制を確立するため、2年前に購入した
R33(写真真ん中)をノービス用のボディとして今回おろしたそうである。なぜ?かは聞かなかった。
が。。。
またまた、どこかで見たことのある写真のようだが、
カメラを向けると、いつも同じ行動をするのは、人類発生以来続く種の起源に起因するかは
さだかでないが、チラノ氏もまた、同じアングル。実は、先週の土曜日に
秘密特訓をしていたのを、私は知っている。しかし、TA03のフロントサスアームの
ガタ取り談義に終始したことは、いうまでもなく、その結論は、「当てないこと」で
あったのは、誰もが認める正しい解決方法であった。その成果が現れるか?ルーキークラスに
エントリーしたTA03が、これである。
どこが変わったのか?見ただけでは、判別し難い。。。はるさんちに連載の日記を楽しみに
待とう!
そして、チーム木曜会の新星!よしださん(どこが新星なのかは誰も知らないが。。)。
雨に負けない吉田さんと、雷にも負けないよしださん。
二人で、今回から、新生漫才チーム「Wよしだ」を結成した。結成式の模様をおさめたフィルムが
これである。もちろん突っ込みはよしださんである。ボケもよしださんだったりするが。。どちらも
よしだなので、オチは、「そ〜ゆ〜ことは、よしださい。」である。
やはり、ボディを顔付近まで、持ってきてしまう。習性とは恐いものだ。
TC+ヨコモだっちストラトスでルーキーに参戦。このボディを洗濯屋で見かけたら
ぜひ、チキチキでいっちょ揉んでやってください。
そして、写真は後の方にあるが、浜君。
中学生なのだが、おやじが確かに少し入っている。TLで、ルーキーにチャレンジ。
今回、浦野おじさんと約束したこと
- 12時過ぎにはネットに入らない。
- 昼間も、ネットに入らない。(学校がある時はね。)
- 大人の話しもあるので、そういう話しには付いていかない。
- ちゃんと御両親にことわってレースなどに出てね。
- おじさん達にも子供がいたりして、お父さん達と同じ気持ちになるんだ。だから
おじさん達の言うことも、素直に聞いてね。
を守って、楽しくラジコンしてください。
君たちのようなラジコン少年が、明るい日本の未来を築くのだ!期待してるぞ!
そして、前日深夜に、フェラーリ伊藤さん、元祖道路公団さん、か〜またさん、
メカマンさんと、レースに向けた談義をしてしまった、とみながが、
TR3R?ルーキーと、耐久そのまんまF103でGー1にダブルエントリー。
前日夜の感じでは、そこそこだったのだが、へさべさのツーリングは
なんか、各部がガタガタ。。そろそろ例のichiボディもぼろぼろである。
AORc以外では、最近、ほんとよく田無に来ている。汚いボディの
近藤君(こんちゃんと呼ばれている)。彼もルーキーチャレンジャー。
そして、G−1にもエントリー。彼の芸術センスは、他の人の憂いを誘う。
一部の人には、「カツカツ」ボディと呼ばれているが、そのゆえんは、
ボディに、「カツカツ」と書いてあるからである。こんなボディでも、
走りは熱い。
そして、マーシャルをしている時に、そのカツカツボディを、汚そうに
持っていた、皆川さん。あまりしゃべらないのだが、行動がおもしろい。
もちろん、速いが。。(左が、皆川さん、右がチームたきつぼの青木君)
田無のヒルと呼ばれるのは、このボディを見てもらえばわかる。
そして、いつのまにか、カツカツボディになっていた「ちくでん」ちゃんの
ボディと本人。はじめて、まともな顔の撮影に成功した。
さて、前置きは、ここまでにして、レースの方は、順を追ってタイム等も
入れながら、レポートして行こう!
ルーキークラス予選1回目
予選1組目
私と浦野Jrさん。私は、前のコース用のギア比4.5のままで、
2周目くらいまではいいのだが、それ以降は、熱ダレしてタイムでない。。
しかも、真っ直ぐ走らない。。まぁええか。。浦野Jrさんもそこそこのタイム。
2位、3位だったかな?
予選2組目
よしださん、チラノさん。予選はベストラップなのに、よしださんも
チラノさんも、バトっている。。もったいない。。チラノさんダントツの19秒台を
出して、最下位に。。その後、目の色は変わっていなかったが、ショックは
隠し切れず。。ギヤを2枚あげていた。
予選3組目
浜君。セッティングとか、タイヤとか見た方がよかったかもしれないねぇ。。
しかし、おじさんたちには、余裕はなかった。。。ごめん!
藤木さん、近藤君がいいタイムだして、1位2位。
ビギナークラス予選1回目
予選1組目
浦野さん。TLの調子がスペーサー一枚で変わったとか。。調子よく走ってるぞ〜。。
ノービスクラス予選1回目
予選1組目
浦野兄弟。。ちゃんと見てなかったごめん。。
G-1クラス予選1回目
予選1組目
浦野Jrトラポン脱落?
予選2組目
浦野さんと私。浦野さんは、中盤で、草刈りがしたかったのか
ギヤに人工芝を巻き付け、底引き網にスクリューが絡まった状態。
そして。。わたしは、なんか順調に走って、2位。。あれ〜?走るやん。。
ルーキークラス予選2回目
予選1組目
私は、1回目のタイムを短縮するべく、タイヤ交換&サーボホーン調整して挑むが。。
やっぱり、真っ直ぐ走らん・・??二人ともタイム短縮ならず。。
予選2組目
よしださん、チラノさん。二人とも落ち着きを取り戻したようだ。
スムーズなラインで走るチラノさん、1回目から、一秒半もタイム短縮。
よしださんも、何度かいいラップを刻めた。
予選3組目
浜君、見てなかったごめん。しかし、
藤木さん、近藤君がまた、タイム短縮。
ルーキクラス予選結果
Aクラス
藤木、近藤、伊藤(忠)、富永、浦野Jr、
桑田、よしだ
Bクラス
チラノ、阿久津、伊藤(達)、
山崎、浜君
で、トップ5は17秒台。
ビギナークラス予選2回目
予選2組目
浦野さん。おぉぉぉ〜。。セカンドグリッドゲットだぁ〜。。
ビギナークラス予選結果
Aクラス
藤木、浦野、、柳田、桜井、遠藤、石田、
郡、伊藤、野尻、杉本
ノービスクラス予選2回目
予選1組目
浦野兄弟。。コクーンちゃんと走るやん。。TCちょっとずりずり。。
ノービスクラス予選結果
Aクラス
宇都宮、クラキン、ちくでん、関田、桜井、柳田、関口、皆川
Bクラス
浦野、青木、東山、浦野Jr、
阿久津、伊藤、小関
G-1クラス予選2回目
予選1組目
またまた。。浦野Jrトラポン脱落?
予選2組目
浦野さんと私。浦野さんは、デフの調子が割るそうで、立ち巻き状態。
わたしは、人間がそろそろたれてきた。。朝一で、また吉田さんに飲まされた
ビールが・・・ここに来て、効いてきた。。
G-1クラス予選結果
Aクラス
江崎、皆川、土屋、近藤、クラキン、とみなが、
加来、山口、郡
Bクラス
青木、野尻浦野Jr、小関、浦野、
山崎、田代、戸辺
で、予選は、終わったと同時に、ピットに走るAORc。。ラ王の自販機に並ぶのであった。
しかし、各人は、それぞれのセット変更など、精力的に情報を集め、決勝に望むべく作戦を
立てていた。私は、G−1も、ルーキーもまだまだタイムが詰められそうなのだが
集中力がつづかない。。ルーキーはサーボセイバーに不具合を発見し、瞬間接着剤で固めてしまった。
サーボセーバーのガタのせいで、トリムがずれていたようだ。こんちゃんに、ギヤ比を聞いて、5前後に
なるように変更。
G−1はデフの調整をしたのみ。
昼休みに1パックずつ走って、トリム、左右舵角、ブレーキレート等を調整した。ルーキの車のみ
ステアリングのEXPを+側にして、もう少しよく曲がる(リアはブレークしていたが。。)ように
変更した。
そしていよいよ決勝!
ルーキークラス決勝
Bクラス
チラノさん終始安定して走る。一度もクラッシュなし。。浜君、ちょっと辛そう。。
こりゃぁ。。チラノさんにやられるかな??
Aクラス
予選4位だった私は、あせらずに、ゆっくりスタート。1コーナーの混乱。
2コーナーの混乱。。等で、2周目には、トップに。。そこで数周走っていると。。
「おぉ〜。。これはえらいことに。。とみながさんが、トップ!」と吉田さんが
アナウンス。。「そんなんいわんといてよ〜。。緊張するやん」と言っていると
後ろから、藤木さんが。。「とりあえず、先行って・・」と道を譲り、相手のミスを
誘う作戦に出て、2周ほど、バトルを楽しんだのたが。。。
「やってもた〜〜〜〜〜〜〜」私の声と、吉田さんの
声が、はもっていた。。シケインで、ずど〜ん。。結構後ろまで、落ちる。
しかし、あと残り1分。なんとかがんばらねば、と。。そこからは速かったが、結局3位で
ゴール。。とほほほほ。。また、やってもた。
全体決勝の結果は。。
氏名 周回 タイム ベストラップ
-------------------------------------------------------
藤木 18 5:12.26 17.59
伊藤 17 5:10.08 17.78
とみなが 17 5:14.93 17.85
チラノ 17 5:15.20 18.95
桑田 17 5:17.97
伊藤 17 5:19.18
近藤 16 5:00.71
山崎 16 5:08.66
浦野Jr 16 5:10.70 18.18
吉田 16 5:11.08 18.27
浜君 15 5:08.35 19.76
阿久津 15 5:29.52
-------------------------------------------------------
やっば〜。。チラノさんに、3位もってかれるところだった。。
えてして、Bクラスで順調に走る方が、有利なのである。。
ビギナークラス決勝
浦野さん、気合入りまくり。「今回は、狙ってますよ〜」とのこと。
実際、速い。TL友の会としては、TLを熟成してきたようだったのだが、
荒れる荒れる。。レースは荒れる。荒れまくり。。操縦台前の
シケインに私とよしださんと、こんちゃんで、3人体制でマーシャルを
したのだが、大変。。あちこちで、がしゃん、ごしょん。。マーシャルが
汗をかく。しかし、おもろいレース見せてもらった。順位なんか全然わかりましぇ〜ん。
で、結果は。
氏名 周回 タイム ベストラップ
-------------------------------------------------------
柳田 21 6:06.68 17.48
桜井 21 6:10.55 17.68
藤木 20 6:03.76 17.29
浦野 20 6:08.77 17.82
郡 19
遠藤 19
野尻 19
伊藤 19
石田 17
杉本 6
-------------------------------------------------------
おしい。。もう少し、マーシャルが速ければ。。浦野さん3位ゲットだったのに。。
ノービスクラス決勝
Bクラス
浦野兄弟そろって走行。コクーンは中盤のヒットで左右の曲がり方が
変わってしまったようで、浦野さんはつらい走行を強いられる。TCも、マキマキ。。
Aクラス
予選は、ちくでんが、3位に入り、クラキンが2位。これも面白いレースだった。
トップの入れ替わりが激しく、上位がころころ入れ替わる。そんななか、
ちくでんが、順調に、順位を落としていたのだが、中盤以降、淡々と走って
3番手をゲット。クラキンが優勝!
氏名 周回 タイム ベストラップ
-------------------------------------------------------
クラキン 23 6:19.52 15.73
宇都宮 22 6:03.32 15.89
ちくでん 22 6:09.61 16.57
皆川 22 6:16.04 16.57
柳田 21
桜井 21
遠山 21
関口 21
青木 21
浦野Jr 21 6:18:23 17.13
小関 20
浦野 20 6:12.21 16.85
伊藤 18
関田 13
阿久津 3
-------------------------------------------------------
G−1クラス決勝
Bクラス
浦野兄弟そろって走行。浦野さんは、フロントボディピンが外れ、直線でエアブレーキ状態。
しかも、デフの調子が悪いのか?立ち上がりがきつそう。。
JrはスイッチがOFFに。。いい感じで走っていただけに悔やまれる。
Aクラス
Aクラスで、GTボディは、私だけだった。よっしゃぁ!GTクラス優勝や!
よ〜い。どん!で、5位くらいで、1周目を抜けたはず。。なんだけど、2周目の
シケインで、他車とからんでシケインに激突!「またまたやってもた〜」と、
ちゃんと、吉田さんがアナウンスしてくれる。それで、最下位。。しかし、まだ2周目だったので
そこから、気分よく走れた。イン指して、アウトから。。おもろいおもろい。。
おぉ、前にいるのは皆川さん。。何?ついていけるやん。
おぉ。。よいしょっと。。で抜けた。。が。。前にいるのはクラキン。
。。ついていけるやん。。でもあと少しで時間がなかった。
知らぬ間に4番手だった。楽しかった。
氏名 周回 タイム ベストラップ
-------------------------------------------------------
土屋 29 8:09.72
江崎 29 8:15.94
クラキン 28 8:04.16 15.73
とみなが 28 8:08.45 15.89
青木 27
皆川 26
郡 26
小関 26
浦野 25 18:43
田代 24
加来 23
山崎 19
野尻 18
戸辺 17
浦野Jr 16 17.94
近藤 15
山口 8
-------------------------------------------------------
そして、楽しかったレースは終わった。しかし、ここからが
本領発揮させないといけない。田無のレースは景品がいい。
で、抽選の前に品定めをするとらぬタヌキの皮算用状態の
面々。。
おいおい、その前に表彰式やろ〜。。という言葉に、みな我に返った。
そして、今回、ルーキーを卒業しちゃった藤木さん!
いつも夫婦で、来てミニを走らせてます。2ヶ月ほど前から
一生懸命ツーリング走らせていると思ったら。。
そして、白紙の表彰状をもらうクラキン。どんな色にでも染めて〜。。
もらった表彰状1枚を中心に、みんなで、記念撮影
左から、浦野、浜、とみなが、よしだ、チラノ、浦野Jr
そしていよいよ抽選会。
浜君、放電器をゲット!素直に喜ぶ!
そして、さびしく、抽選会は終わったのであった。
戦利品を並べてみると。。
急遽、チーム「ヤクルト」が結成された。なぜか、身内ばかり。。
そして、みんな帰り仕度をして、「お疲れさまでしたぁ〜」と
いいながら、浦野さんが、「デフリング発見!」「と、いうことは。。。」
1回目の予選で、ギヤに人口芝が巻き付いて、ギアを取り出した時に
デフリングが取れていたのだ。それを気づかず、予選2回目、
決勝を走りきった。最後に一言、「デフリングなくても大丈夫ねぇ〜」
一同絶句。。しかし、デフリングなくて、よくあそこまで走ったものだ。。
浜君は、お迎えが来るとのことで、チラノ氏を吉祥寺まで、
送るべく、帰路についたので、あった。もちろん車中での会話は、
「日記は、やっぱり、いなり寿司からはじまるの?」
ここ、数ヶ月で、表彰状のコレクションがかなりたまった。
しかし、まだ、優勝は、なぜかない。。。。
RC Car
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