発表会場に現れたベールに包まれたシャーシ
途中ベールが引っ掛かるというアクシデントがあったが、
カメラフラッシュとともに全貌が明かされるニューシャーシ。
全体のイメージは、チームハイサイドのHienそっくりだ。
巷では、Hien3号機と呼ばれている<ってそのまんまや!(笑)
しかし、チーム代表の、デビッと・リチャーとは、「フェラーリとはエンジン、
トランスミッションが同じだが、部品の90%は新設計であり、フェラーリと
同じマシンではない。」とザウバーのようなコメントをしている。細部に
目を向けると
ナックル&Cハブは、SDのCハブ&ナックルで、最速軍団ポキレンジャー(注1)が好む仕様になっている。まぁこのあたりは、熟成(注2)が進むにつれ、変更が加えられるであろう。
この仕様では、ドックボーン類もSDとなっている。サスアームはOVAのT4用である。
現在暫定的にT4用であるが、今後熟成が進むにつれ、T4NEO用特別仕様になるらしい。
(注1)故障復旧までの時間が最速である
(注2)折れること
次にセンター部に目を向けると、ドックボーンドライブと呼ばれるセンターシャフトが
目に付く、センターシャフトは前後等長となっており、駆動タイミングの最適化を狙った
設計だとは、設計者(図面屋)は語っていなかった(^^;
燃料タンクからの配線の取り回しは一見、非常に長くなるような雰囲気を与えるが、
実際はTC3やSDなどと同等の長さになっている。+側が若干長くなる分、−側が
直線的に配置できるため、大電流が流れる経路は、思ったほど長くなっていないのである。
次にリア周りに目を向けると、サスアームは、OVAT4用を使用している。ニューパーツが
到着し次第、T4−NEO用に変更される。またリアハブは、金色に輝くTF4用の2度ハブが
ドンピシャに付く。ドックボーン&ドライブシャフトは414M用で外側に1mmのシムが
入っていた。またリアハブ上に2mmのスペーサが入れられている。
さて、発表後すぐにカタロリバサーキットに運ばれたニューシャーシは
9:00頃到着、バッテリーの充電が行われた。バッテリーの充電の合間に、
契約がやっとまとまった、トミソン・バキンのシートあわせが行われ<今頃かぃ!
アライメントの調整や、トリム調整などが行われた。
しかし、標準セットが、説明書には書いていなかったため、設計者に聞いたのだが
指示の内容は、「フロント500、リア400、右フロントだけ+50、フロントアソシ金」
という内容であった。
ん。。。リアバネは?まぁこのあたりは、楽しもうということで、・・・
そういえば、TF4.5やった時も、ぜんぜん標準セットなんかなかったなぁ〜〜と
”デビッと”・リチャーと”は、ワクワクしながらセットをしていた
まず、左右揃えて、フロント500、リア400・・でピストンは、SD標準に。。
(横綱スピードのやつ買って来るの忘れた・・)
バネは、フロントリアとも、SDのステンレス、車高はフロント4.5、リア5mm、
リバウンドはフロント3mm、リア3mmとしてスタートすることに。。
ちなみに、サスピン押さえ下のスペーサは、3mm、2mm、2mm、2mmとしている。
スタビも、とりあえずSD純正にしている。
だいたい手で押さえた感じがいいようにしただけという話であるが、
物忘れが最近激しいチーム無謀代表は、昼飯がなんだったかも最近覚えられないんで、
これからこれを基準にするために、一応書きとめている(^^;
あっ。。そうそう今のところ前後ともキャンバーは0.5度にしている。
ボディは、ジョーダンと同じく、チームは黄色のボディに、無謀だけの簡単な仕様であった。
まずは、トリムあわせも含めて、1パック走行が始まった。
バキン:「ん・・かなり素直な特性だ。。ちょっとショックなのは、ハイサイドしないことか?」
と強気な発言をしていた。
無事に1パック10分程走り終えてしまった。。タイヤが温まるまでは少し神経質で
フロント中心に曲がるイメージがあるが、タイヤが温まっても良く曲がる。
ピクピク感はないが、最後にぐぅ〜っと曲がってくる感じだった。<って普通のコメント書いてる(^^;
で、1パック目で少しフロント周りを固めた方が良さそうだったので、
2パック目は、フロントにヨコモのグリーンを入れてみた(アソシのゴールドTC3に付けたままで
持ってくるの忘れた)。。。が。。。。
なぜか握ると左右に取られる。。よ〜く見ると。。。
フロントスタビが取れていた。。こんなのも感じるのね。。ということで
もう一度・・やはり左右に取られる。。で、またまたよ〜く見ると。。。
アソシステアが緩んでた(爆)。仮組したままだったことをその時点で思い出し
もう一度、ネジ止めを塗り組み直した。そして。。走り出したのだが。。。
数周後、4コーナーでエンジンストップとなった。今年はレギュレーションが変更された
ため、1レース1エンジンとなるが、さすがに、20パック以上ノーメンテだったエンジンが
根を上げたようだ(^^;ここで、やはり手持ちのエンジンを投入し、またあっというまに
走り出した。。が。。。
これって、誰か接着剤で止めてたん??って思うくらい綺麗に折れてます。
バッテリーが無くなって、1周を帰ってこようと思う頃にやってしまいました。
しかし、これで左右とも、グラファイトナックルに変更できます(^0^)V<
ちなみに、SDのグラファイトナックルは、また形状変更されたようで、
先々週に買ったナックルより少し強そうな形状になってますね。しかも
ナックル2個入り900円になってました。リアハブと一緒じゃなくなったので
これはいいです。<ってまた素に戻ってる(^^;
ラストパックは、順調に周回をこなし、まずは、シェイクダウン終了となった。
スキッドとかいろいろとテストしてみたい病にかかりそう。。会社休んでテストしたいよ〜
また、シェイクダウンテストには、往年のスーパーポキレンジャーで、
ポキ1界におけるナイトの称号を受けた。なかじるマンセルが姿を現した。
ほぼ2年間のブランクを開け、ヨコマーからPRO4−に乗り換えいた。
往年の目の覚めるようなクラッシュは、見られなかったのは残念であるが
十分に握りすぎの兆候があり、今後、慣れとともに、熟成が進むことは
間違いなさそうである(笑)。また走りましょうね〜〜!!
なお、この模様は、
翌日のポキ1グランプリのニュースに乗っていた