超オーバーステアの原因究明


1998年7月24日

セッティングをするため、初めて連続3時間の走行をしました。 前回、超オーバーステア(ステアリングの切り始めが異様に敏感+減速時にリヤが流れる) になったので、原因を究明することにしました。

アライメントはそのままに、ダンパースペーサーを5mmに固定して ダンパー標準のスプリングに変更しタイヤを、 に、それぞれ買えて走行。。川田のブルーにすると、グリップがないのか 4輪ドリフトでカーブに入っていくので、一番楽しい。 バランス的には京商レーシングスリックが一番合っているようで 一番オーバーステアになるのは、MSPのインチアップ。 この中ではグリップが一番いいみたい。(減るのも早そう。。) 感覚的にはスパーナローの方がいきなりグリップを失うようだけど グリップ力自体にミディアムナローとの差は無さそう。 前後に違うタイヤ(フロントハード、リヤソフト)を履いて走らせると ちょっとはオーバーステアは解消されるけどコーナー出口も大きく膨らむ。。 やっぱり前後同じタイヤにした方が、この原因を探るにはいいでしょう。。 ということで一番オーバーステアになるMSPのインチアップに固定して サスペンションのスプリングを前後いろいろ変えてみました。 で、スペーサーを付けたり外したり。。スペーサーを入れるとスプリングに テンションが付くので、ダンパー長を変えずに車高を一定にすると サスの硬さはあまり変わりません。で、いろいろやってみましたが ほとんど変化はありません。ボディを外したまま走行させると でこぼこがあるところでは、サスが振動して、車体を一定にしている 様子がよくわかりました。(タイヤが急に大きく見える。。のでどうしてかと 観察していると、サスが動いているのでした。。。びっくり。。ついでに コースをよくみると、波打っているところより、表面のアスファルトが 剥げたところでよくサスが動作しているようです。)

ということで、原因が全くわからない。。グリップがあるとオーバーステア?? わからないので、そのまま、1パック走らせていると、アクセルオンの状態を続ければ あまりオーバーステアにならずに、アクセルをオフにすると、急にオーバーに変化する ことに気づきました。なら、走らせ方でアクセルオフにしなければ。。とも 思いましたが、そんなテクニックはないので、

アクセルオフの時に、効くものは。。 ブレーキはかけなくてもオーバーだから。。 ということで、センターワンウェイを効かないくらいに スパーギヤホルダを締込みました。。すると。。 あれ?コーナー入り口のオーバーステアが消えた。。 そういえば、14Tから23Tにモーターを変えた時に スパーギヤを交換したので、その時にワンウェイの効きをよくするように 緩く締めて、CRCをぶっ掛けたんだっけ。。原因はここにありました。 TF2の場合、スパーギヤホルダの締め付け加減で、ある程度センターワンウェイの 効きを加減することができます。うまい人等はフロントワンウェイまで 付けている人がほとんど。。ってことはこれが当たり前の姿だったのかな? しかし、そんなテクニックを持っていないので、スパーギヤホルダの締め付け加減で いいところを見つけることにしました。 スルスルか、ガチガチか、チョイ重の3段階しか作れないので案外再現性はいいみたいです。 チョイ重が一番いいようでした。
これだと、どのタイヤをつけてもいい感じ。。4段階くらいの トルクスプリッターがあれば、もっと簡単に調整できるのになぁ。。 どこかのメーカー作らないかな?クラッチ版を入れてスプリングで 押すような感じにするか、京商スーパー10用のビスカスみたいな 構造にして、中に入れるオイルで調整するとか。。 「ビスカスカップリング付きセンターワンウェイ」ええんちゃうかな? 僕みたいな初心者には。。
初心者用には、ワンウェイがついてない理由がよくわかりました。。

ついでに、アンプについているオートブレーキを試してみました。 これまた難しくて、どのコーナーでも同じブレーキになるので コーナーによっては、アクセルすこし開いた状態にしたままにして コーナーに入らないと止まってしまう。ブレーキを弱くすると コーナーによってはブレーキをかけないといけないので コース全体に合わせたブレーキを見つけるのが 一苦労しそうです。しかし、アクセルを少し開いた状態でコーナーしていくと 中高速コーナーでは、車がすごく安定しているようで、ワンウェイを スルスルにしても、それほどオバーステアを感じなくなります。(低速コーナーでは オーバーステアですけど。。)ということで、オートブレーキは また今度トライしてみます。。 26日はレースなんだけど、都合ででれない。。次のナイトレース(10分耐久)に 的を絞って練習しようっと。。

RC Car

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