【経済破綻!?】お金をヤバいくらいに刷りすぎているんじゃないの?リーマンショックって凄いことだったんですね。【経済のお勉強】

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経済にはあんまり興味ないんだけど・・

里山資本主義とか成長の限界とか2052とか読んで、資本主義とか、国の信用によるお金とか、これからどうなるのかな?っていうことには興味があります。で・・・

たまたま、こういうのを読んで・・・ちょっとびっくりするグラフが出ていたので紹介します。

NY在住の猫好き医学博士が警告する、危険な世界通貨「ドル」の実態 - まぐまぐニュース!
大きな話題となったアメリカ大統領選は、ドナルド・トランプの勝利で幕を閉じました。その過激な言動や女性問題から「反トランプ」の声も少なくありませんが、就任が決定した現在もその声は収束の気配を見せていません。メルマガ『しんコ … 続きを読む: NY在住の猫好き医学博士が警告する、危険な世界通貨「ドル」の実態

アメリカ(ドル)のマネタリーベースと、景気の関係を1910年から、2016年までプロットしたものです。グレーのところが、不景気だった時です。2008年はリーマンショック(サブプライムローンの債権が回収できないってことがバレて金融危機が起こった)の時ですね。

マネタリーベースっていうのは、簡単に言うと、国がどれだけ通貨を作ったか?っていうことです。リーマンショックの後、金融機関が混乱しないようにと、お金を大量に刷った。。というか、刷り続けているってことですね。

ざっと、その前が800B$で、今が2700B$だから・・3倍以上お金が刷られたってことですね。ということは、ドルの価値は、相対的に1/3になってるってことですよね。物理的には・・

マネタリーベース

このデータは、セントルイスのフェデラルリザーブバンクから出ているようです。Source: Federal Reserve Bank of St. Louis

https://fred.stlouisfed.org/series/AMBSL

fredgraph

これをみると・・・え?4000B$? 5倍!! なの??驚愕 たった8年で5倍のお金を供給したってことなんですよ。。

サブプライムローンの焦げ付きって、元のお金の5倍もあるはずないよね??

連邦準備制度からの預託機関の借入金総額を見てみると・・

fredgraph-2

450B$くらいなので・・・そんなには要らなかった。。しかも数字上は2011年には終わってそうに見える。。

おかしくない?? ここまでしないと世界経済が破綻したってことなんでしょうか?

マネーストックの方を見てみた

お金を5倍刷ったんですから、市場にどれだけお金が回っているか?というマネーストック指標を同時にみてみました。

FRBにもデータはあります。。アメリカの凄いところは、データ見やすいところです(^^;

https://www.federalreserve.gov/econresdata/statisticsdata.htm

でもSt.Luisのやつで・・・(笑)

fredgraph-1

経済の専門家でないので、ちょっとわからないですが・・・5倍通貨の供給をして、市場に出回るお金は、ぴったり2倍になっているようです。

で・・・2倍になったということは、誰がこれ儲けたの?? ってことでしょうね。

まだアメリカは、マネタリーベースを上げると、マネタリーストックも上がるので、普通と言えば普通のことなんでしょうけど、この急激にあがった分が、本当の経済活動として実感できる成長を遂げているのであれば、何も問題はないのですが、経済が成長しているか?っていうと・・・ 世界経済のネタ帳を見てみると・・・

gdp

アメリカは、2008年~2016年で13%ほどGDPが上昇していますね。

供給量を5倍にして、流通量は2倍、生産性は、1.13倍。。 ん・・・。。。

かなり操作されて、いまの経済がなりたっているんでしょう。。

インフレ率もついでに見ておこうっと

infre

あら・・・インフレ率って、2000年くらいから、ほぼ一定になってるんですね。。中国でさえも・・

日本も、2013年からいっぱい刷ってる。。

日銀のマネタリーベースは、2013年から急激に実はあがっています。

こんな記事も見つけました。主張するところは、僕とは違いますが・・・データはよくそろっています。

『2015年6月9日発表のマネタリーベースとマネーストック』
先日発表されましたマネタリーベースとマネーストックをグラフ化しました。なぜこれをグラフ化するかといえば、アベノミクス第一の矢である金融緩和の成果がこれでわかる…

見せかけの経済や成長なんですね。

ちょっと、調べてみてすごく驚いたのですが、2008年以降の世界経済は、本当に見せかけの経済になっている。日本は、見せかけもできていないですが・・・他の国も、お金の供給を増やし続けたが故の安定(ちょっと成長)だったんですね。

といことは、いよいよいろんなものが危ないのかもしれないですね。

国って結局は、国民の総体なので、このような政策的な経済維持も必要かもしれないですけど、ここまでくると、実態の経済や実態の価値にあってないどころか、かい離しすぎているようにおもってしまいます。

ジョージ・ソロスという大投資家の動きって・・そういうことなのかな?

英国EU離脱でも中国でもない、ジョージ・ソロスが怯える「第3の危機」 | ページ 5 / 5 | マネーボイス
世界中が注目する英国の国民投票。何が起こるかまったく予想がつかない相場の場合、欧米の投資家は伝説の投資家の手口を分析します。その1人が、ジョージ・ソロスです。

あるいは、ピーターティルばりに、逆張りに出るのがいいのか?(笑)

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