【外来種】ちょっと勉強してみよう。。でも・・・『外来種は本当に悪者か?−新しい野生 THE NEW WILD』【読書感想文】

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2016.08.15 「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定

環境省は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」の閣議決定と特定外来生物等の選定について実施した意見募集(パブリックコメント)の結果について公表しました

この改正は、ハナガメ等の24種類(1科、19種、4交雑種)について、当該生物の個体及び器官を特定外来生物に加えるため、外来生物法施行令を改正するもの。平成28年10月1日より規制開始する。

今回の改正は、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に、新たに24種類、特定外来種が加わったということです。ペットショップなどに対する法令ですね。ちょっと飼って、外に捨てる。。そんなことをしないように! ということです。

日本の外来種に対する対策は、環境省のページがよくまとまっていますね

一時期、一生懸命、環境のことやっていた頃に、生物多様性に着目して動いていたため、いろんな人と話をしました。

いろんなサイトもありますしね。夏休みの宿題には、調べるっていう事に関してはとてもいいかも・・

環境用の教育素材集を昔のHPにアップしていたので 再掲してみますね。

★環境省系では
環境ECO学習ライブラリー

授業に活かす環境教育
http://www.env.go.jp/policy/nerai/index.html
そのリンク集
http://www.env.go.jp/policy/nerai/sub/links.html
実践環境教育事例集
http://www.env.go.jp/policy/nerai/sub/jireishu.html

自然体験プログラム集
http://www.env.go.jp/nature/nats/pro/index.html

知ってるかな外来種

外来種法
http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html

いきものみっけ (いきものを見つけようというGIS)
http://www.mikke.go.jp/

堺いきもの情報館

★ネイチャーおおさかさんの素材
チリメンモンスターWeb図鑑 (チリモン図鑑)
http://chirimon.jp/

★植物図鑑
みんなの花図鑑

個人の図鑑
kyo-no-hana.com
環境gooの植物図鑑
植物図鑑 - 暮らし - 緑のgoo
植物図鑑では、以下の情報を掲載しています。 植物の写真;植物分類(~科~属); 原産国; 自然開花期(花の咲く時期); 花言葉; 園芸アドバイスetc; 育てやすさのめやす. 星のマークが少ないほど育てやすい植物です。
東海大ハイパー植物図鑑
http://www.fb.u-tokai.ac.jp/WWW/hoshi/plant/plant.html
大植物図鑑 (牧野富太郎のライバル村越三千男が著作した植物図鑑)
http://www.i-apple.jp/plant/

Yahoo!きっず図鑑

インターネット図鑑(Knowledge LINK 社)これお勧めかも。。
KnowledgeLink HomePage
http://www.zukan.net/

草花図鑑
野の花図鑑
http://tarcyan.yamanoha.com/

★ビデオ素材
博物館の素材をサンプルで
エアロビデオ社 (泣き声や、映像など)

Green TV Japan (子供には少し難しいかな??)
http://www.youtube.com/user/greentvjapan

★NHK for Schoolの教材
そもそも理科・生物系の教育素材ってNHKなどが無料で提供しています。
http://www.nhk.or.jp/sougou

そこにはられているリンク集
http://www.nhk.or.jp/sougou/dosuru/origin/link/2012/index.html#nature

とてもよくできていて、小中学生向きになってます。

ゲーム形式のものもあります。

環境ゲームの検索結果

★兵庫県 ひとと自然の博物館
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/index.html

私のまちの環境マップを作ろう(プログラムあり)
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/education/envmap/envmap_index.html

★東京都教育委員会
くらしと環境学習Web
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/kankyo/index.html

★環境教育がイメージしにくい人へ

環境教育をYoutubeで検索するといいですよ。

子供が小さい頃は、夏休みの宿題用にこんなのたくさん調べたよな~~(^^;
子供たちも大きくなって、みんな自分でネット検索しちゃうから・・・
お父さんの出番もなくなってきたけどね(涙)

環境を保護すること・・・それは、大切なことですが、環境も自然も地球も変わっていくものです。 そういう観点も含めて、例えば、小金井公園とか少し大きめの公園に行って、生き物を調べてみると面白いかもしれないですねぇ~

環境保護か?それともエコシステムか?

一方で、こんな本も読んでみました。

『外来種は本当に悪者か?−新しい野生 THE NEW WILD』=フレッド・ピアス著

この本は、人間が手を加えてしまった自然を、もっと肯定的にとらえています。

日本やアジアのことは、書かれていませんが、欧米での外来種の事例がたくさん書かれています。マングースのように、人間が意図的にある害獣(この場合は、ハブ)を駆除するために野に放つってのは、意図しない動物(この場合は小鳥)も一緒に駆除されて、生態系が変わってしまいます。それって、人間が意図したとおりにならなかったというだけで、マングースにはなんの悪いところもありません。

里山を考えてみると、人間が手を加えた中で、成立するものです。だから今、人が手入れをしなくなって、中山間部で獣害が頻発したりしてくるんですね。

アメリカでも、日本の葛を、もって帰って、それが大繁殖して困ったそうです。

「だがクズ自身は何も変わっていない。日本ではいまも有用植物の扱いだ。変わったのはアメリカの土地の使いかたである」

人間が意図したように環境を操ろうとするのが、ある意味で間違っているのかもしれません。自然に寄り添いながら人間が住みやすいようにすることが環境保護なのか?そんなことを考え出すと、ちょっと宗教的になってきますね(笑)

外来種は、Salvage(救世主)かもしれないって言っています。確かに地球環境も変わってきます。そもそも、日本では外来種って、明治維新以降に入ってきたものをいいます。それ以前のものは、固有種だと・・・ 何か 少し 腑に落ちないですよね。

環境保護についても、そろそろ、人間も自然の一部だと考えるといいのかもしれません。もちろん、ペットショップで売れるからって、なんでも売って、それを野放しにしていいなんて思いませんし、生き物にしっぺ返しされることも、注意が必要です。

でも、環境保護、特に外来生物などについては、パラダイムシフトしないといけない時期に来ているのかもしれないなぁ~ って思います。そもそも、環境保護しようというパラダイムもまだ確立していないのかもしれないですけどね(笑)

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