【DIYが製品に】これからは同人誌と同じように欲しいハード・ソフトは自分たちで!ラジコン専用Smartlogger【Maker;mtabe】

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ず~っと会いたかったんですけど

ず~っと前から交流はあったのですが、僕自身がラジコンを最近やっていないので、サーキットに行く機会がほとんどなく・・実際にお会いするのは初めてだったんですが、

【妄想企画】Raspberry Pi 2 と OpenCV 3でラジコンの自動運転!?レースできたらおもろそう

をきっかけで、ラジコン界のスーパーエンジニアのmtabeさんと、未来のIoT、Maker、限界費用ゼロ社会、プロシューマ、大量消費の終焉、ファイナルラップの激突について・・お話しできました(笑)

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これからのIoTによる社会の変革については・・・これを使って

そして、ニッチなレース界というマーケットを題材にして、マーケット創造のイノベーションとは何だろう?ってことについては・・・これを題材に・・

話をしたわけではありません(笑)

プロシューマの時代!大量生産からの脱却なんですよね!

でも、IoTの時代は、確実に、こんな記事にもあるけど、同人ハードウェアがイノベーションを起こすんだと思うんですよね!!

大量生産でもDIYでもない、仲間内で頒布される「同人」ハードウェアが起こすイノベーション

mtabeさんと言えば、計測ソフトですね。

mtabe’s Practice と mtabe’s Race これは、今では国内外20か所のサーキットで稼働していて、LiveTimingもここから、見れます。

昔だと、ラップを測るのって、測るんじゃーとか、Mylapsが入っててもモニターに行って確認待ちの列を作ってといっていたことが、このmtabe’s Practiceで見事に解決。

各サーキットのレースエントリーも、Webエントリーの仕組みもあって、これと組み合わせると、データ入力が簡単!! 僕も何回か、レース主催しましたが、エントリー入力とかめんどくさいのと、レース結果の張出しとか、むっちゃ面倒だった記憶があります。・・・でも実はあんまり覚えてないな(笑) 誰かやってくれてたんだな(–; ありがとう ゆたか とか・・オリさん とか・・今どうしてるんだろ?(笑)

確かこれを作っていた時に、最初にバードマンさんが作った読み上げ音声の関係などで、昔、僕もLapTalkっていうのを作っていたので、交流が始まったような気がします。当時は画期的だったんですよ。僕のソフトも(笑)

mtabeさんは、レースが好き、ラジコンが好き、車が好き!なので、ラジコンをやっている人の欲しいものをきっちり実現していますね。

沢山のラジコン関連プロジェクト

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妄想から構想まで、いろいろお話できて、むちゃくちゃ楽しかったです。

究極は、人型ロボットが、ラジコンレースをして、人型ロボットの開発をレースすることだなぁ~なんて。。おもろい。やっぱり。。同じ匂いがします(笑)。

最近の開発品 SmartLogger

写真が、開発中のSmartLogger、ラジコンカー専用の、回転数、電流、電圧、加速度などが測定できる計測器です。

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小さいでしょ。って写真がじゃないですよ。ロガー本体が。。 ラジコンカーのセッティング、運転操作の上達には、各種のデータを解析、分析すると、いろんなことが頭でわかり、セッティングや操作の上達につながります。 僕もむかーし。。こんなのや、こんなのをやってたので・・よ~くわかります。(開発も中途半端で・・もちろん上達はしませんでしたが・・・結構笑いはとれて・・ウケました)

SmartLoggerは、2人でハード設計から制作(リフローも自分で作ったとか)、ソフト制作までぜ~んぶやっているそうです。この製品グレードのものが2人で作れ、発売までできるなんてすごいです。製品グレードになるのは、レースで何度も使っていること、練習でも何度も試していること。。そういう中で培った信頼性や、ある種の仕様への割り切りがあるから、ここまでのものが作れるんですよね。大企業が作れない(いや最近だと、中小企業も作れないのかも)時代になってきているのは、顧客の要求条件を明確にできないからなんですよね。凄いです。

Smartloggerのデータで、ビールを何杯?

データを、いろいろ見せてもらいました。 昔僕が苦労したのは、連続したデータをラップで区切るのと、コーナーの位置を同期させて見せるのが大変で・・・当時は、わざわざ手作業でこのあたりかな?なんていいながらやってたのですが・・・

(mtabeさんのサイトより)

Gと、電流・電圧が、ラップ毎に比較できます。

正美さんのデータも見せてもらいましたが・・・凄い。グリップ(G)を見ていると、どのコーナーでも、いつも、そのコーナーの最大を使っているし、データがラップ毎にばっちり合う。。だからラップも同じになる。。

横Gのデータが、だいたい路面のグリップを見ているような感じですが、ある程度の腕の人が走ると、最大グリップは路面の上がりなどに関係なく人の操作で最大グリップを探っているんだなぁ~とか、

サンプルを細かくみると、各コーナーでの車体の挙動が詳しく見れて、だいたいどれくらい振動していて、減衰が止まるまでの時間とかも見れる。これ、振動数と、減衰の係数を出すようにしたり、固有振動数の成分を出すと、サスジオメトリの最適化とか、バネ・オイルの最適化とかもできそうです。さつき君がやってたやつと組み合わせると、セットデータを自動で出せるかも。。

やっぱり、レースをやってるので、お互いに、このデータはここがこうで、こういう解釈?とか言いながら。。このあたりの話だけで、ビールが何杯も飲めます(笑)

ハードも凄いけど、この分析用のソフトもノウハウがいっぱい詰まっているので凄いです。

このデータ解析・分析を進めて、モーターダイノも計画中だとか・・・僕は作りかけてほったらかしですけど・・ むちゃくちゃ楽しみですね。計測データがあるので、シミュレーションでギア比選定とか本当に実現するでしょうね!

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mtabeさんありがとうございました。 次回は、サーキットで!(たぶん、サーキット行くとサルのように走らせるので、話する時間を取ろうと思うと、きっとオールで話さないといけなくなるのが・・・昔の私の悪い癖でした。。)

でも、僕もなんか始めるので、よろしく!!

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