私的仮全日本顛末

by 磯野カツオ
2002年10月13日、谷田部アリーナにてビギナーズストックチャンピオンシップが開催されました。
ビギナークラス以外にスポーツクラスもあり、こちらにはプレ全日本スポーツクラスというに相応しい選手が多数参加します。

ちょっとした出来事(^^;;以来、今年のツーリング日程は全部しゅ〜りょ〜！していたわしですが、なぜか出ることになりました。出るからには、そこそこ行きたいと思ってしまう哀しい性・・・

というわけで、前日も谷田部に行ってしまうのでありました。(-_-;

前日練習

とは言うものの、気持の良い秋晴れの朝。＼(^O^)／
ゆっくり朝飯食って、犬と日なたぼっこしてたら、アッという間に9時すぎ。
3連休初日なので、大渋滞のなかなんとか12時近くに久しぶりの谷田部に到着。
おお〜、監督とも久々です。(^^;;

大混雑の谷田部。T氏の横にピット開設させてもらいました。前には今回ビギナークラス制覇を狙うSさん。がんばってね〜。

ダンパーもいじる気がしないので、そのまま2,3滴オイルを足して、ウム満足。
周りを見回すと、なんとバッテリーは3300、モーターはレイダウンが常識らしい。また、事前情報によると、速い人は29周シングル、16秒前半だそうな。

それってナニ？（￣□￣；）

指がGP指やらトラック指（謎）になっているので、まずはリハビリを兼ねて1パック。
むちゃくちゃおっそ〜い！r(^^;)ポリポリ

仕方がないので、周りのマネッコして、レイダウンを使ってみる。ところがすごいノーコン。始めはいいのだが、5周も走るとぐっと握るところで必ず挙動不審に。手持ちの3個とも同様で、これでは危険なので諦める。

で、使い慣れているルナトルクでせっせと走り込み。かなり走ってようやく28周ダブル、16秒台に突入したけど、もう限界。(´ヘ｀；）ハァ

明日のやる気、限りなくゼロ・・・

よっぽどすごい顔していたのか、のさんが

「今日のラジコン、楽しい？（；¬＿¬）」
「ん〜、なんだか全然楽しくない・・・(-"-)」

閉店にはまだまだの6時には撤収して、とっとと帰りました。(´ヘ｀；）ハァ

当日朝

お泊りではないので、5時起床。6時出発。
予定では7時過ぎ到着だったが、驚いたことにこの時間から大渋滞！ハマリにハマって8時にやっと谷田部着。受付け締めきりまであと30分でした。

あぶね〜。

「余裕だね〜（；¬o¬）」と、いさんに言われる汗だくのわし・・・
当然練習なぞできず、ぶっつけ本番です。

タイヤはサクっと勘で32！
いつぞやと違って、時間に余裕があるので、きっちり作ろうと思いきや、またしても指とタイヤが接着されてしまい、コソコソ紙やすりで削っているところをよりにもよって、のさんに発見されてしまいました。し、しまった〜（￣□￣；）

モーターはちゃんとコミュ研したルナ、バッテリーは1個しかないノンマッチド3300とあとは3000でがんばります。一応前振りしとかんと・・・(^^;;

わしの走る9組目/10組は、のさんの他にリバ常連のHさんもいて、とても出る幕がなさそう・・・まあ、テンション低いので、お気楽モード入ってます。_・)ぷっ

予選1ヒート

とりあえず、順番が来ちゃったので、はさんに車出しをお願いしてお立ち台へ。なんと右隣にのさん！
なんだか普段と同じで緊張のかけらもありません。
のさん1番、わし6番、Hさん7番スタート。
スタートして最初のコーナー。

おおっ、ドンピシャだ！

わし好みのグリップ。あまりの素晴らしさにミスって、ちょっと前と離れてしまいましたが、なぜか後も離れているのですぐに冷静に。どんどん飛ばして、前走車をどんどん抜いて、あれよあれよとのさんの直後に。

ぜっこ〜ちょ〜。がはは

「抜く？」
「ん〜、ついてく。」
なんという余裕！　もう2度とないかも。(笑)

そこでアナウンス
「レースをリードするのは、わ選手！」
うわ〜、名前を呼ぶな〜。
いきなり、手が震えだす。(；´Д｀)ハァハァ

のさんとの差が、ビロ〜ンと伸びる。
冷静に冷静に！と頭では思うけど、体が言うことを聞かない聞かない。
小っちゃく小っちゃくとイメージして、なんとか真後ろにまで戻すことに成功。

そこでまたアナウンス
「1位のわ選手、だいたい17秒後半で周回しております！」

遅いやんか！

「やっぱ抜きます！」
「じゃあ次ね。」
とせっかくイン空けてくれているのに、ミスってしまうわし。(；´Д｀)ハァハァ
2回もミスってようやく前に出ます。のさんごめん。

路面そんなに重い感じではないのに、早くもバッテリーがタレ気味。こりはヤバイ。
とにかく必死こいて走りますが、後続がだんだん視界に入ってきました。コーナー１個分後ろの、のさんのあたりに2台ほど来たようです。
残り10秒。このままインフィールドを抜ければ、もう1周行けそうだ！と思った瞬間、



飛んでしまいました・・・



しかも、今走ったばっかりの隣のレーンに着地。（￣□￣；）
ちょうど、後に迫っていた3台を飛び越して後についた格好。
6秒ロスして27周2秒・・・がっくし。

しか〜し、1ヒート終了時点で25位。むふふ

これって、かなりいけてない？
しかも、のさんに勝ったし、

テンション上がりまくり〜！ いや〜、楽しいなあ。がはは

予選2ヒート

夢よもう一度！
気温もどんどん上がり、タイヤの選択に迷います。32かはたまた36か・・・

結局、両方貼って、車には36を装着・・・しましたが、やっぱ32に付け替えます。温度見たりして、やっぱ36付けて車高測ったりしますが、結局32に付け替えます。ええ〜い、どっちなんだ！
で、スタート時には32履いてました。わしの車。

それほど悩んだタイヤ選びですが、見事に



間違えました！



わしの後から出たのさんにアッという間に追い付かれ、

「抜く？」
「抜く！」（あたりめ〜だろ！という雰囲気を言外に漂わせる・・・゛(/><)/ ヒィ）

次のコーナーであっさり抜かれ、全然追い付けません。(^^;;

しかも、前方でクラッシュ発生！徐行しますが、横向きになった車が進路を塞いでいて、思いっきり突っ込んでしまいました。が〜ん。これで、ボディーがタイヤに噛み込んでしまい、ピットストップ。
マーシャルさんに頼んで直してもらいますが、どえらい大損。
気を取り直して走りますが、結局27周7秒。シクシク

Dメイン決定・・・

いさん、のさんはCメ。いつも追い付きそうで追い付けない、この絶妙な距離感・・・(^^;;　いつまでも目標でいてね。(○＾ε＾○)

決勝

組分け表を見ていると、な〜んとケイチューンで出た2回のレースで2回とも同じ組で、しかもその2回ともあっさり負けているお方とまたしても同じ組なのでした。これはなにかの因縁を感じずにはいられませんが、たぶん相手はわしのことは知らないと思います。r(^^;)ポリポリ

タイヤはサクっと32に決定。今回はきれいに貼れました。
そろそろFメだな。タイヤを暖めるか・・・と思い、ウォーマーを巻き始めたら、

「さぁ〜、Eメインスタートですっ。5秒前！」

「なぬ〜〜っ（￣□￣；）」
Sさんに強力ウォーマーをお借りして必死こいて暖めましたが、追い充もなしの大失敗。r(^^;)ポリポリ

息を切らせてお立ち台に上がると、左隣で元田無のSさんが・・・踊ってました。(^^;;

ビッ・ビッ・ビッ・ビッ・ビッ・・・・ポ〜ン

スタートはうまく行きました。右隣の人のプロポで1コーナーが見えず、便所コーナーではすき間が無くてアウト側に押しだされてしまいましたが、ストレートではほとんどスタート順位をキープ。
インフィールド入り口で前方に混乱発生。横向きの1台を押し退けてちょっと順位アップ。
グリップは最高！コーナースピードも申し分なくガンガン行けます。

これはひょっとしてスゲ〜ぞ！

と思った次のコーナーで前走車にお釜掘ってしまい、後ろ向き。

ビリ転落。（￣□￣；）

その後淡々と走り、クラッシュした何台かをパスしましたが、急にインフィールド入り口で巻く！
やばっ、タイヤ剥がれたか・・・。我慢して走ってましたが、ついつい突っ込み過ぎて巻いちゃった(すんませ〜ん)ところをタコ殴りされ、バッテリーがはずれかかってしまい、思いっきり挙動不審車に変身！

僕のバッテリースペーサー、だれか知りません？

ピットに入ろうかと思いましたが、2回程いきなり高速コーナーでインに突っ込むという挙動のあと固定されたらしく、とりあえず落ち付いたので丁寧に走ってゴール。
ぜんぜんバトルに参加できませんでした。(^^;;　


前回のケイチューンもそうだったけど、なんといっても数少ないチャンスを確実にモノにする貪欲さに欠けているな〜と反省・・・たかがレース、されどレースなんだね。

後書き

やっぱレースっておもろいなぁ〜。思ったより良い成績のときは