洗濯屋ディレース参戦

続やっても〜た〜



1999年7月3日

月日はハクタイのカカクにて、行き交う人もまた、旅人なり。。かつどんの場合は、
TCはサンダイのカカクにて、発売パーツもまた、買人なり。。
こないだ洗濯屋ディレースに出たと思ったのに、また次ぎの月のレースだ。 例によって、木曜会メンバーのかつ師匠と金曜日に洗濯屋で待ち合わせを して、TCの調子を見たのだが、どうやら、樹脂製のモーターマウントが 我々チキチキーズの品質試験には不合格であったらしく連続走行がたたり かなりタダレ、フロントベルトに食い込む。食い込みはTバックなら好きだが モーターマウントへの食い込みは見えにくいのできらいだ。かく言うかつどんも また、旅人なり。。アルミモーターマウントを探し土曜日の秋葉原へと消えていった。

さて、今回は、AORc洗濯屋レースへ殴り込みの副題の通り(どこにあるんや!その副題!) AORc所属の浦野兄弟、とぎの氏、かつどん、そして私と、全クラス制覇を 目標に集まったのである。当日の朝、集合時間の8:00に洗濯屋(田無RCサーキット) へ行ってみると、目をこすりながら、TCのモーターマウントを取り替えていた。 「ここ穴あけないと。。」「ここあたる。。」などと言葉にならない 悲鳴を上げながら、順調に晴海セットに戻していた(なんで晴海なん?)。 「代車のマーチ運転したらさ〜」「M03の気持ちがわかったよ〜とみさん!」 と分けのわからぬことをいいながら、モッキーバッテラを見てニコニコしていた。 私も相模一(かつよしさんの別名)から 購入したアルミモーターマウントを付けようとしたが、時間がなかった。 私のTCは、MR4ラリーの方からとったほぼ新品の樹脂製モーターマウントに アルミプレートを両側から挟む作戦を取っていたので、そのままで走ることに、 浦野兄弟と挨拶を交わし、 ルーキークラス用のTF3Rとノービスクラス用のTCを1パックづつ 路面を確かめるように周回した。(壊すのが恐いので調子を見ただけとも言う) そこへ、浦野Jr(弟さん)があと残り10分くらいのところで、 私と同じくルーキクラス用に用意したTCの後ろバルクを骨折。。 みんなで寄ってたかって修理を試みたのだが、ラリー用のバルクがなく 相模一の在庫の中から、TCバルク他を組み込む作業が始まった。


あせっているのか、あきらめたのか、すでに落ち着いているAORcのピット(今回画像はこれだけ。。)

さて、いよいよ悪のAORcクルマジックパワー大作戦がはじまった。 予選1回目(ルーキークラス:540)
前回は、数名しかいなかったこのクラスは、今回は16名の参加、2組で予選となった。 AORcからは万全を期すため、私と浦野Jrさんがエントリー。。 私と浦野Jrさんが同じ組でスタートだったのだが、TC修復中であえなく1回目リタイア。 私は、まずは、前回ポールを取れなかったので、ポールを狙うべく走行した。 大きな円を描く走行では540ではタイムが出難くかったことを思い出し、できるだけ 小さく速度を保つ走りを心ががけた。セットのほうも、前回はダルだったのを フロントを少し固めリアのリバウンドを少なくし、きびきび感のあるものに変えていた。 (前回、決勝でウイングがなくなってからの方が速かったため) 期待通り、1回目は14.5くらいで、トップになった。前回からコンマ5秒縮めた。 しかし、かつ師匠は「13秒台に入らなかったね〜」と残念そうだった。
予選1回目(ビギナークラス:スポチュン)
浦野(兄)さんのTA03?が吠えた。(マーシャルをしていたのですが、 ちゃんと見てませんでした。。ごめん)
予選1回目(ノービスクラス:23T)
私と同じ組にとぎのさんがいた。時間が経つにつれ、気温が上がり タイヤがたれる方向にあるので、1回目のタイムアタックが大切であることを 前回学んでいたので、これは、たれたれバッテラの方がいい傾向にあるだろうと 前日に充電しておいたバッテラをセットしたのだが、 TCの方をキビキビセットにしていたのをすっかり忘れていた。パワーがないと まがらん。。13.58のタイムだった。
浦野さんもコクーンで、タイムアタック。。そしてかつ師匠も 晴海セットのままのTCでタイムアタック。。壁にもアタック。。 みんな仲良くタイムが変わらない。。
予選1回目(G1クラス:F103)
浦野兄弟がそろってエントリー。。(げ。。見てたんだけど忘れた。。ごめん) 予選1回目(アドバンスクラス:なんでもあり)
かつさんが、モッキーバッテラを載せ、23Tのモーターのまま セットを田無セットに戻し、スタート。。。ぎょえぇ〜 13Tとか12Tとか付けてる車より直線速いやん!! さっきよりコンマ8秒くらい縮めて、12秒台に。。 「あれ23Tなんですよ〜」とギャラリーに言うと 「ええぇ〜?」「やっぱり腕なんですねぇ〜」「いやバッテリーがぁ・・」 と言ってると、後車検で、「バラセルは禁止なんです〜。」「今回は 見なかったということで〜」と指摘されてしまった。しかし モッキーバッテリーおそるべし。。
さて順調に。。
予選2回目(ルーキクラス)
浦野JrさんのTCも修復され、手強い相手が登場。。「お互いゆっくり行きましょう」 との言葉とは裏腹に、一つ前の組で、14.3を出した人がいて、このままでは ポールが取れないと、私はかってに焦っていた。 そして、充電したてのバッテラを挿入し、スタート。 2周目から、ガンガン行く。しかし、なんか車がゆっくりに感じる。 シケイン状のコーナーのところを1回目、2回目と少しずつラインを 変え、10周ほど走ったところで、「とみながさん、14秒11です」と 吉田さんが言ってくれたので、よし、もっと責めたる。と思った瞬間に リアアッパーアームが取れてました。しかし、はじめてコーナーでタイムを削るっていう 感覚が、わかった。ちょこっと直して、もう一度タイムアタック。 しかしタイムアップ。13秒台には入らなかった。でも もう少し走れば、入りそう。。 浦野Jrさんも順調に周回し、3番手をゲット。
予選2回目(ノービスクラス)
私も浦野さんも、Jrさんも、とぎのさんも少しタイムアップ。 かつどんだけが、12秒台をマーク。
予選2回目(アドバンスクラス)
かつどんは13Tのモーターをつけて、タイムアタック。さっきより コンマ2秒ほど詰めた。やはり、モッキーバッテラおそるべし。。 13T+ヨコモファクトリーパックと、Jストック23T+モッキー は変わらぬ速さなのだ。。
そして、決勝の組み分けの発表。。。あれれ?おかしいやん。。 人数少ないでぇ〜。。と吉田さんに言いにいったら、 「ほんとだ。まぁビールでも飲んで。。」と「おぉぉぉぉぉぉ うまい!」 ゴクリゴクリとジョッキいっぱい飲み干してしまった。。 「ルーキーはポールだし!」「ノービスはBメインだし」と真っ赤っかの 顔になってピットに戻ると、 ルーキーは、私と浦野Jrさんが同じAメイン。。 ノービスは、かつさん、私、浦野さんと3人Bメイン。。 G1は浦野兄弟そろって同じメイン。。 とつぶし会いの方程式ができあがっていた。。
決勝(ルーキクラス)
この間から、ichiさん、クラキン、かつさん、かっちゃんとスタートの練習を何度となく 繰り返し、1コーナーで絡まない走りを身につけていた。自信をもって、ポールから スタート。。おろろ。。酒が入ったおかげて、人間エクスポが効いた。。 ちょっと出遅れた。。けど、1コーナーは自信があった。 2番手になったが、うまく1コーナーを潜り抜けシケインに。。。続やってもた〜。。 2コーナーの練習をしていなかった。。多重クラッシュに巻き込まれ(俺が原因つくってるんやろ。。) ビリっけつに落ちてしまった。しかし、まぁ追いかけたらなんとかなるやろ〜と 思ったが、1位、2位はかなり前方。2位は浦野Jrさんが踏ん張っている。 スルリスルリと、抜ける・・チキチキの成果だ。おぉぉぉ。。また1コーナーで 後ろから、ドン。。やられちゃった。。教訓「1コーナーで競ったら、引け。。」 次からはそうしよう。。 なんとか、4周目あたりから、浦野Jrさんの後ろが見えてきた。「2番、3番争いが非常に 面白い展開になっています!」とのアナウンスに、気をよくして、どんどん近づいてきたぁ ぅぅぅ。。抜けん。。と思ってたら、ドスンとお釜ほっちゃった。。ごめんなさい浦野Jrさん 私の方は、なんとか行ったのですが、Jrさんは、壁に。。タイムロスった。。ごめん! で、トップを追うが。。。またやってもた。。追いきれなかった。。 結果2位、3位と二人とも卒業できませんでした。ライフワークとして 取り組まざるえない状態。。に2人ともガックシ・・
決勝(ビギナークラス)
浦野兄さん、順調に周回を重ねていたのですが、途中クラッシュにより ボディが剥げて。。周回をするのだけど、何かのタイミングでまたボディが はずれ、Jrさんがマーシャルとして、ピットでまっていたのだが、 周回を重ねてしまった。。
決勝(ノービスクラス)
Cメインは、とぎのさん。黄色いボディだけが 順調に周回を重ねていく。他車と絡むことなく奇麗にコーナーを操る。 少々、リアが不安定のようだが、安定したラップで、ぶっちぎりで、1位をゲット。 田無の場合は全体決勝なので、いい結果に結びつくかも。。
予選中からポンダーの調子が悪かったのだが、いよいよ悪くなって計測不能に。。 1時間程、中断。。 私は、4時までに帰らないといけなかったので、非常に焦ったが AMBを少しいじってみたら、なんとか、計測可能に。。 RS232C端子と感度をいじっただけなんだけど。。ええかぁ。。
やっとのことで、Bメイン。。 しかし、かつさん、私、浦野さんと3人並ぶと、なにやら 緊張感のない走りに。。また、また、2コーナーで多重クラッシュ。。 まんまと引っかかって、かつさんにあっと言う間に周回後れ。。 いつの日か、かつどんとレースで競い合いたいと思うのだが、 後ろにつかれて「先行って〜」と、付いていこうとするが なかなか付いてけない。「チキチキできないねぇ〜」とかつさんが いうと、「次ぎの週くらいでチキチキできるかも」と チームオーダーを組んで、かつさんを追う2番手の車の邪魔を。。 できる腕がなかった。。やっぱ、アーバインは偉大だ。 かつさんは余裕で1番。私と浦野さんは、順位もわからんかった。。

友人の結婚式の2次会を引き受けたので、 その打ち合わせが4時からあり、私はここで、退散した。 抽選は、浦野大先生に任せ、残りのレースの健闘を祈り家路についた。

そして、6時ごろ。PHSにかつ師匠から「アドバンス。。やっても〜た〜」 との打電があった。 そして、月日が過ぎていくのであった。チャンチャン。。

今回の教訓
1コーナーで競ったら、引け。。
アーバインは偉大だ。
みんなでレースに出るともっと面白い。
RC Car

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